リハビリテーションの過程でゴルフの復帰に向けたトレーニングを紹介します。
アスリハの前期、後期に分けています。
ゴルフスイングの期分け
- セットアップ
- バックスイング
- トップオブバックスイング
- ダウンスイング
- インパクト
- フォロースルー
ゴルフに必要な要素
- 胸椎回旋可動域:特に体幹を前傾させた状態での回旋可動性は重要。バックスイングの際に右回旋が出ると、「溜め」を作れて飛距離も伸びることが期待される。フォロースルーでは腰椎の過度な回旋を出さないためにも必要。距骨下回外も重要かもしれない。
- 体幹側屈可動域:特にインパクト時の、左に荷重が乗った状態での体幹右側屈可動域が必要。
- 右肩水平内転可動域:肩甲骨外転、上方回旋の可動域がフォロースルーでは重要。
- ヒップヒンジ:膝軽度屈曲位でのヒップヒンジが必要で、腰椎屈曲はあまり出さない。
アスリハ前期
- 胸椎回旋ストレッチ(側臥位)
- 回旋した状態で深呼吸
- 胸椎回旋ストレッチ(座位):左肘伸展位、胸椎伸展位。右手を頭の後ろに置いた状態から体幹を回旋。同時に左肩は水平内転していく。目線は前を向いておく。
- 回旋した状態で深呼吸
- 両手を組んで身体の前に伸ばし、胸椎伸展位から体幹を回旋。回旋側の肘は曲げる
- ウィンドミル(立位):肩幅以上に広めに立ち、右手はダンベルを頭上に持ったままで左手で左つま先をタッチ
- 左手で右のつま先をタッチ。交互に行う。
- 四つ這いで胸椎回旋:骨盤を前傾させた状態で手を頭の後ろに置いて胸郭を回旋
- 体幹側屈ストレッチ:バーを頭上に持ち、左荷重+右側屈、右荷重+左側屈でストレッチ
- スクワット姿勢+胸椎伸展 バーを胸椎に当てる
- スプリットスクワット+胸椎伸展、肩甲骨内転ex
- 股関節内旋ストレッチ:背臥位、四つ這い、座位
- 肩水平内転ストレッチ
- 肩甲骨外転、上方回旋ストレッチ
アスリハ後期
- 腹斜筋トレーニング
- タオル使用して素振り
- 重りを持って前傾位スクワット+胸椎回旋
- 重り持ってスプリットスクワット+回旋
- サンドバック、ウォータバッグ
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